賢治学+【第3集】

今回は「特集」として、2022年3月26日に開催されたシンポジウム「盛岡藩の言論と出版」での2つの講演を基にした論考2本と講演後のディスカッションの概要を掲載しています。そして、センター研究会での報告を基にした論考4本、「賢治学」に関するエッセイ・論文7本、「いわて学」に関するエッセイと論文5本を掲載しています。
一昨年刊行の第一集、昨年刊行の第二集と同様に、各論者の斬新な視点によって読者の皆様に「賢治」「いわて」について新たな気づきを得て頂ける内容になっていると自負しています。【巻頭言より抜粋】

  • A5判ソフトカバー286P・2023年6月20日発売
  • 定価 1,980円(本体1,800円+税10%)

賢治学+【第2集】

この時期の定番になりつつある、賢治学+第2集を刊行しました。
本書では、コロナ禍によって延期を余儀なくされたものの、2021年3月にオンラインで開催することができた本センター発足記念シンポジウム「地域・賢治・演劇」の内容を特集として組むとともに、前出の研究会の報告の中から二つ、そして「フォーラム賢治学」「フォーラムいわて学」のコーナーにおいて「賢治」「いわて」に関する論考を多数掲載しました。いずれの論考も各筆者の斬新な視点が感じられ、皆様に興味深く読んで頂けるものと思っています。【巻頭言より】

  • A5判ソフトカバー302P・2022年6月20日発売
  • 定価 2,200円(本体2,000円+税10%)

賢治学+【第1集】

賢治学+表紙

『賢治学』のリニューアル版、『賢治学+(プラス)』をお届けします。
本号からは、「岩手からの発信」を意識して、賢治にとどまらず、「岩手」を軸とした地域研究、歴史研究、地場産業研究なども視野に入れ、また大学での研究や教育とも関連させて、知られざる岩手の諸相を皆様にお届けする「プラス」要素が詰まった内容になります。
その最初の特集を飾るのは「書」に注目した2016年の全国大学書道学会の書作品誌上展「啄木・賢治・光太郎を<書く>」。見ごたえのある巻頭特集に加え、今回も多分野にわたる執筆陣を迎えお送りします。

  • A5判ソフトカバー192P・2021年6月20日発売
  • 定価 1,540円(本体1,400円+税10%)

盛岡藩と戊辰戦争

本書は一篇を除き、すべて新聞や雑誌などのメディアに発表された文章です。
編集者やライター、大学講師をしながら多くの本を出してきた著者が、今まで単行本に収録しきれなかった文章を中心に1冊にまとめました。
約60篇を収録。テーマは大きく宮沢賢治やその周辺、盛岡藩の幕末維新の2つ。若き著者が感じた当時の情景がそのままに綴られています。

  • 著者・佐藤竜一
  • 四六判ソフトカバー192P・2020年7月20日発売
  • 定価 本体1,600円+税

賢治学【第7輯】

「岩手大学人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター」に替わってからの2号め、『賢治学』第7輯をお届けします。
「石っこ賢さん」と呼ばれるほど石鉱物が好きだった賢治の作品には、さまざまな鉱物、そして元素が登場します。
2019年は、元素の周期律が発見されてから150周年。11月に行われた記念講演会の御講演者からご寄稿いただき、新しくトピックとして2本掲載しました。
是非、お手に取ってご覧ください。

  • A5判ソフトカバー186P・2020年6月20日発売
  • 定価 本体1,400円+税

盛岡高等農林学校と宮澤賢治

盛岡高等農林学校と宮澤賢治

盛岡高等農林学校は明治35年に全国で最初に国によって設立された高等農林学校です。当時、日本の農学の高等教育機関としては札幌の農学校と東京・駒場の農学校しかありませんでした。

この建物は、戦後は岩手大学の本部として使われた時期もありましたが、国から重要文化財の指定を受け、現在では農学部附属農業教育資料館として公開されています。ここに展示されているものを中心に、盛岡高等農林学校の歴史と賢治の時代にご案内します。

はしがき より

  • 編集
    岩手大学 農学部附属農業教育資料館
    岩手大学 人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター
  • 220×200㎜ 32P・2020年3月15日発売
  • 定価 本体700円+税
  • 詳細チラシ掲載 

賢治学【第6輯】

賢治学6

平成に『賢治学』を刊行してきた岩手大学宮澤賢治センターが令和に入り発展的に改組し、岩手大学人文社会科学部【宮沢賢治いわて学センター】として正式に発足して初めての『賢治学』、その満を持して放つ岩手大学ならではの特集は、「宮澤賢治得業論文100年」。
初の試みとして冒頭グラビアに、岩手大学図書館が新たに撮影した賢治自筆の得業論文全文を掲載。


安比高原物語

自然が豊富で、いろいろ変化に富んだ環境が、詳細に分かりやすく楽しみながら愛読できる。
写真、手書きのマップが好評で自然や高原の入門書としても有効。
ブナの木物語や山菜料理、渓流釣りなどが掲載されている。

  • B5・110ページ・初版2002年4月20日
  • 定価 本体1,429円+税

幻の義人

三閉伊一揆を壮大なスケールで描いた長編小説。
集結する農民1万2千。日本の近代化を呼び覚ました世直し一揆。
人間の誇りと尊厳に満ちた我らが祖先の実像が、本書によって鮮やかによみがえる。
第14回講談倶楽部賞受賞作「槍」、藤原四代泰衡のミイラにまつわる異色作「首級」を収める清新・重厚な作品集も同時登載。

  • 著者・大友幸男
  • 四六判・487ページ・2001年6月1日
  • 頒価 本体2,200円+税

アクティブな青年 新渡戸稲造

新渡戸稲造博士の人物像と業績を、国際連盟時代の国際的功績として輝いているフィンランド・オーランド諸島をめぐる領土紛争の調停から説き起こしているのが異色である。
世界各地の取材に基づき、博士の活躍を浮き彫りにし、読者は博士が活躍した時代と世界に引き込まれてしまう。

  • 著者・佐藤 みさ子
  • A5・107ページ・2000年4月1日
  • 定価 本体1,143円+税

水を引いた男

北上山地に一早く米作を伝えた小国堰の恩人、日塔喜右衛門。
実は伊達の姫との駆け落ちだった。
定説をくつがえす注目の話題作。
98年岩手芸術祭受賞作。

  • 編著・横道廣吉 監修・真田貞蔵
  • A5・160ページ・1999年1月10日
  • 定価 本体1,191円+税

生きて 耀いて

女性の生きにくい多難な時代の環境に焦点をあて、逆境から立ち上がり、女性の夢や地位向上、本来あるべき姿を希求して止まなかった女性たち、各方面の先駆者として力強い足どりで活躍し続けた女性たちの生き方に、いろいろな角度から光をあてて著した女性賛歌の作品であり、なによりも、歴史的に貴重な証言となる岩手の女性史である。

  • 著者・熊谷佳枝
  • A5・259ページ・初版1998年10月10日
  • 定価 本体1,800円

岩手から贈る山のえほん

新鮮な空気、真っ青な空、木々の緑、鳥のさえずりなど自然が満喫できる山。老若男女が日帰りで気軽に登れる山を紹介。カラー写真を贅沢に載せ、付図(イラスト付)はわかりやすく描かれ、すぐにでも登山したくなるような気持ちにかられます。必読の好著。

  • B5・154ページ・初版1997年7月31日
  • 定価 本体1,800円

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